「演出ベース」で考える結婚式のベストな時間帯について

結婚式を挙げるとなると、いつにしよう、何月がいいかな、と時期や日にちについては真っ先に考え始めるものの、時間帯についてはあまり意識されない方も多いのではないでしょうか。
というのも、多くの方が「結婚式は朝かお昼間の早い時間帯に挙げるもの」とイメージされており、夕方以降の結婚式について検討される方自体が少数派だからです。

今回の記事では、結婚式の時間帯について解説します。時間帯を選ぶ際には、結婚式を挙げる時間帯によって実現可能な演出を考えてみるのがおすすめ!

というわけで、この記事では「どんなことができるか」という点にフォーカスして考える、結婚式の時間帯についてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

結婚式の日取りによってベストな時間帯は異なる


結婚式の時間帯を考える際の基本として意識していただきたいのが、「日程と時間帯はセットで考える必要がある」という点です。
例えば、結婚式が土曜日の場合、次の日は日曜日。翌日の仕事を気にせずに存分に楽しめるのが日曜日の結婚式の魅力です。

ですが、前日が金曜日となると、遠方からのゲストの移動に関して配慮しなければなりません。特に、県外のゲストが多数いるケースでは、ゲストが負担なくゆっくり移動できるように午後の時間帯を選ぶ方が賢明かもしれませんね。

一方、日曜日の結婚式については、午前中の時間帯を希望される方が多くなります。これは、翌日の出勤を考慮すると、ゲストが余裕を持って帰路に着けたほうが良いと判断する方が多いためです。

このように、どの曜日を選ぶかによってベストの時間帯は変わります。

結婚式の時間帯をどう選ぶかで演出や雰囲気が大きく変わる


同じ式場でも、時間帯をどう選ぶかで結婚式はかなり大きく異なります。

例えば、午前中や午後の早い時間帯の結婚式では、見える景色が明るく、特にガーデンやテラスのある式場や、見晴らしの良い高層階にある式場なら、開放感を存分に感じられるでしょう。

一方、夕方や夜の時間帯の結婚式なら、外の景色の見え方がまったく異なり、同じ式場とは思えないほどに雰囲気が変わります。式場によってはライトアップされたガーデンや、高台からキラキラと光る夜景を見下ろすことができるケースもありますね。

式場見学に行く際には、時間帯もぜひ意識してみてください。見学に行く時間帯と、実際に結婚式を挙げる時間帯が大きく違えば、イメージはまるで変わってしまうため、検討される時間帯の式場の雰囲気を事前に見ておくのがおすすめですよ。

また、結婚式の時間帯をどう選ぶかで、どのような演出ができるかも変わります。夜の時間帯なら花火演出が可能なケースもあり、それを目的にナイトウェディングを選ばれるケースも少なくありません。

夕方以降の結婚式演出とは?


演出に関しては式場により異なるため、あらかじめ確認する必要がありますが、ヴィラ・エステリオには陽が落ちた後にできる演出のバリエーションがたくさんあります。

上の写真のように、お色直し後の登場シーンであえてガーデン側からサプライズ入場をされるケースがありますが、この場合も昼間とはガラリと違ってとてもムーディーでロマンチックな雰囲気に!


後ろ側から見るとこのとおり。反射したおふたりの姿がとても神秘的なお写真ですね。もちろんお昼の時間帯におこなう場合も素敵ですが、夜はまた違った魅力があるのがお分かりいただけるかと思います。

 

また、同じ演出でも見え方が大きく変わるものの例としては、このほかに「挙式後演出」が挙げられます。

まずはこちら、挙式後のブーケトスのワンシーン。晴れ渡る空の下、とても清々しく爽やかな雰囲気ですね。



同じチャペルでも、夕方以降陽が落ちたタイミングでの挙式後演出はこのような雰囲気。こちらは新郎新婦さまの退場シーンですが、同じ場所でこれだけ違って見えるので不思議なくらいです!


また、ヴィラ・エステリオなら夜のガーデンを最大限に活用した、ナイトガーデンパーティも可能です。ライトアップされた素敵なガーデンでBBQやムービー上映、最後には豪華な花火演出も実現可能!

花火に関しては、特にゲストからも喜ばれる人気演出のひとつ。花火を上げることができる式場は限られている上、ナイトウェディングの時間帯を選ぶ必要があるため、結婚式で花火を楽しめる機会はそう多くありません。だからこそ、より一層の特別感を感じられるスペシャル演出とも言えますね!

夕方スタートの結婚式なら「昼と夜」の両方を楽しめる!

何時ごろに陽が沈むかは季節によっても異なるため、慎重にリサーチする必要がありますが、明るい時間帯と暗い時間帯の両方を楽しみたい!という場合には夕方の結婚式がおすすめです。

たとえば17時ごろの結婚式なら、披露宴は18時から20時ごろになります。この時間帯なら、挙式が始まるタイミングはまだ明るく、披露宴の途中に陽が沈んでいき、最終的にはナイトウェディングになり花火でフィナーレ!という段取りも可能です。

また、夕方の時間帯は人気が集中しづらい時間帯であるため、人気の式場でも予約が比較的取りやすいのがメリットでもあります。

まとめ

結局のところ、結婚式を挙げるならこの時間帯がベスト!という明確な回答はありません。なぜなら、それぞれの時間帯にそれぞれの魅力がたっぷり詰まっているからです。

ですが、定番とも言える午前中や午後の早めの時間帯の結婚式だけでなく、午後の遅めの時間帯、夕方以降の時間帯にもぜひ意識を向けていただけると良いと思います。

この時間ならあの演出ができる!など、演出ベースで結婚式の時間帯を考えてみるのもおすすめです。まずはおふたりの「こんなことやってみたい!」から考えてみるのはいかがでしょう。