結婚式で女性が特にこだわりたいと思うのがウェディングドレス選びではないでしょうか。
ドレスを選ぶにはちょっとしたコツがあります。
「着たいドレスが何種類もあって絞り込めない!」
「そもそも自分に似合うドレスが分からない」
とお悩みのプレ花嫁さん必見、似合うドレスを選ぶ方法について今回はお話していきましょう。
ウェディングドレスの基本のスタイル4型を知ろう
ウェディングドレスを選ぶにあたり、まず基本となるドレスのスタイルについて知っておく必要があります。
ウェディングドレスには下記の4つの種類に分けられます。
それぞれのスタイルには特徴があり、体型や雰囲気別に合ったものを選べばまず間違いありません。
それでは早速その4型をご紹介しましょう。
可愛らしさが魅力のプリンセスライン
ウェディングドレスの中でも最も華やかでお姫様感があると言っても過言ではないのがプリンセスラインです。
プリンセスラインとは、ウエストから下にむけてふんわりボリュームたっぷりに膨らんだデザインのこと。
とても可愛らしく女性らしいため、「可愛い系」が好きな女性が一番好むデザインではないでしょうか。
フリルの付き方や、素材によって雰囲気は大きく異なりますが、その可愛らしいラインは「一生に一度は着てみたい」ドレスのスタイルのひとつだと言えるでしょう。
一番着る人を選ばないAライン
Aラインは文字通り、ウエストから足元にかけてアルファベットのAのように裾広がりになったデザインです。
プリンセスラインと違いふんわり膨らんだシルエットではないため、「あまり可愛すぎるデザインを選ぶにはちょっと抵抗がある」という花嫁さんにもおすすめです。
Aラインのものでも、リボンをふんだんに使ったものやフリルが付いているものもあり、選ぶドレスによって「とびきり可愛らしい雰囲気にもできますし、大人っぽいシンプルなスタイルにすることも可能です。
Aラインは着る人を選ばないで最も無難なスタイルとも言われています。
セクシーで体のラインをアピールできるマーメイドライン
ちょっと大人っぽい雰囲気を出したいという人におすすめなのはマーメイドラインです。
体のラインに沿ったピッタリしたラインは大人っぽい上品な色気を醸し出します。特に背の高い女性に良く似合うデザインですね。
細身ですらりとした体型の女性には、マーメイドラインを選ぶことで大人っぽいスタイルをアピールすることができるのでおすすめです。
海外の映画に出てきそうなオシャレでナチュラルなエンパイアライン
エンパイアラインは、胸の下に切り替えが入っており、そこから足元にかけてストンとまっすぐ落ちるようなデザインです。
ネグリジェのように見えるとも言えますが、このドレスのいいところは「ナチュラルな魅力」をアピールできるところ。
特に緑の美しいガーデンなどにピッタリマッチします。
また、唯一ウエストを締め付けないスタイルなので、マタニティドレスとしても使えるデザイン。
お腹が少々大きくなっていてもエンパイアラインなら周りに気付かれる可能性もかなり低くなります。
何より、着用感も他のラインに比べると非常に軽くて楽なのが魅力でもあります。見た目には可愛らしくも大人っぽくもなり得る使いやすいデザインです。
ウェディングドレス選びで失敗しないための方法とは
皆さんは自分自身がどのような洋服が似合うかをきっと自分で理解されているでしょう。
ただ、ウェディングドレスに至っては、誰しもが初めて着るものなので意外にその先入観では上手くいかないことも多いです
。ここで、ウェディングドレス選びで失敗しないための方法について3つお話しておきましょう。
その①ドレスショップのスタッフの意見を積極的に取り入れる
よくある話ですが、「きっと自分にはこういうラインが似合うはず」と思っていても、ウェディングドレスに関しては、それ以外のラインの方が客観的に見たときに良く似合っていることがあります。
つまり、先入観で選ぶのではなく、客観的な意見を取り入れることが大切で、一番大切なのはドレスショップのスタッフの意見をとりいれること。
ドレスショップのスタッフは、これまでに数えきれないほどたくさんの花嫁さんたちにドレスを見立てています。
そのキャリアから、「こういう人には、このデザインが似合うだろう」とその人その人に合ったドレスのデザインを選ぶ能力が身についているのです。
「まさかこんなラインのドレスを選ぶとは思わなかった」というような「自分ではまず選ばないデザイン」のドレスが、案外とても良く似合っているというケースは少なくありません。
ただ、これに気が付くためには人の意見に耳を傾ける必要があります。
まずはドレスショップのスタッフに「どういうデザインが似合うと思います?」と聞いてみてください。
このとき、一旦自分の好みはまだ言わないまま聞いてみるのが一番です。
スタッフが提案したラインのドレスは一度必ず試着してみましょう。案外そのデザインが思った以上にしっくりくることもありますよ。
その②同性の友人もしくは家族を試着に連れてくる
ドレスの試着に行く際には、新郎新婦の2人で来館することが多いものですが、例えばこれをお友達や家族と一緒に来店してみるのもおすすめです。
これにより、客観的に「人から見てどう映るか」という率直な意見を聞くことができます。
「ちょっと違うんじゃない?」「こっちの方がよく似合ってるよ」など、正直にコメントできる近い関係の友人や家族を連れていくと良いでしょう。
そして、新郎にドレスのデザインを内緒にしておくことも可能になります。
ファーストミートというひとつの人気演出がありますが、これは新郎新婦が当日支度部屋を別々に用意し、花嫁のドレス姿を新郎が結婚式当日に初めて知るというもの。
どんなドレスで花嫁が現れるか当日まで分からないので、新郎が初めにその姿を見たときのリアクションが楽しみです。
この様子を写真や動画に収めるというのも人気ですよ。(支度部屋の手配においては、しっかり事前に式場に確認しておきましょうね)
その③式場の雰囲気に合わせて選ぶ
例えば結婚式場の雰囲気が「かっちりとしたフォーマルな雰囲気」なのであれば、それに合ったドレスを選ばなければなりません。
プリンセスラインやAラインは、比較的どのような式場でもしっくりくるものですが、マーメイドやエンパイアは少し個性的なものになるため、式場との相性も重要な判断ポイントとなります。
軽い素材でナチュラルなドレスは、フォーマルな式場だと少し違和感を感じさせてしまうこともあります。
披露宴会場で美しく見えるドレスと、屋外で映えるドレスはまた別物。ドレス選びで迷ったら、結婚式を挙げる場所の雰囲気に合わせるよう意識してみると決めやすくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はウェディングドレスのお話でした。
女性なら誰しもが、一生に一度の純白のドレスに憧れるものです。ひとことでウェディングドレスと言ってもそのデザインやスタイルはさまざま。自分に似合うドレス、式場に似合うドレスを選びたいものですね。
大切なのは客観的に見ることです。
どうしても主観的になりがちなドレス選びですが、案外人から見た姿と自分がイメージしている姿は異なる場合も多いため、第三者の意見を積極的に取り入れるようにすると良いでしょう。
ウェディングドレス選びは結婚式準備においてもとても楽しみな行程のひとつ。
皆さんが運命の一着に巡り合えますように祈っています!